~受賞ビジネスプランの概要~
湯けむり発電の事業化
- これまで使われずに廃棄されていた温泉の低温の熱水蒸気を利用した新型の地熱発電装置(湯けむり発電)の普及を図る。
- これまで地熱発電に使われていなかった100~140 ℃程度の低温熱水蒸気を新型熱水タービンで利用可能とする。
- 利用した熱水は再度温泉のお湯(60~80度)として利用。
- 既にある温泉井戸に設置するため掘削費が不要で低コストで建設でき、また発電効率が高いので短期間で投資コストの回収が可能。
- 地域の特徴を活かした大分発の新型地熱発電として再生エネルギーの利用拡大に貢献する。
環境にやさしいクリーンでエコな施設園芸用温風ボイラー「カイザー」の開発・販売
- 新型の農業用加温機「カイザー」を開発し、農家にクリーンでエコな生産方式を普及する。
- カイザーの特徴
- 燃焼炉内の燃料(灯油)を完全燃焼させることにより熱効率が高まり、有毒ガスの発生を抑止する。
- 有毒ガスが発生しないため煙突を付ける必要がなく、燃焼ガスをそのまま温風としてビニールハウス内で利用できるため燃料の使用量を大幅に減少可能。
- 燃焼で発生する炭酸ガスをハウス内で循環させることで光合成促進により作物の収穫量のアップが期待できる。
独居老人の安否確認・移動販売・移動売店・配達への取り組み
- 「コンビニエンスストア=店舗販売」という概念を覆し、「出張サービス」並びに安否確認を付加した「宅配サービス」を行い、文字通りの〝コンビニエンス〟を目指して地域の生活者を支援する。
- 冷凍、冷蔵、常温、加温の4パターンの温度管理が可能な「多温度管理配送車」を開発し、これによりコンビニ(セブンイレブン)で扱うあらゆる商品を最適な保存状態でお客に届ける。
- コンビニでの取扱い商品だけでなく、独自に仕入れた商品も提供し、お客のニーズに柔軟に応える。
- 同社の考案するサービスは本部も評価。